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腕、足の痛み 全身の疾病

手足の痛み 痛風  リウマチ 多発性筋炎

痛風は、尿酸値が高いため、足指、足首、膝に起こる急性の関節炎です。男性に多い病気です。「そよ風があたっただけでも痛みが来る」ためこう命名されています。尿酸は、尿に捨てられる酸という意味です。肉食野菜や水分の摂取不足の人、運動不足で発汗の少ない人の体の関節に尿酸が沈着し、炎症を起こし、痛風を発症します。

また、アルコールを多く摂取すると、尿への尿酸の排泄が阻害され、発症しやすいのです。急に足の親指が痛み赤くなり、熱を持つといった発作が起こるケースでは、整形外科か内科を受診します。安静を保ち、非ステロイド系抗炎症薬で痛みを抑え、薬で尿酸値をコントロールします。生活習慣病を持つ場合は、生活改善が急務です。

リウマチは、免疫異常のため、全身の関節が痛み、こわばり、腫れます。30~50代の女性に多い病気です。進行すると関節が破壊され変形します。微熱、倦怠感、食欲がない、目や口の渇き、咳などの症状もあります。治療の中心は、薬物療法で、痛みを抑える抗炎症剤と自分を攻撃するリンパの活性化を防ぐリウマチ薬を服用します。

起床時に1時間程度こわばり感がある、左右両方の関節が炎症を起こして腫れている、目や口が渇くケースでは、リウマチ専門医を受診します。日常生活では、ストレスを避け、バランスのとれた食事を摂り、適度の運動を心がけます。

多発性筋炎は、筋肉の炎症、変性のため筋肉に力が入らなくなったり、痛んだりする病気です。免疫異常が原因で、体幹に近い筋肉にゆっくり進行します。リウマチ内科、神経内科を受診します。発症時は安静にし、副腎皮質ステロイド薬を服用します。症状が改善すると数ヶ月かけて必要最少量に減らします。効果のないケースでは、免疫抑制剤を服用することもあります。ストレスを避け、規則正しい生活、安静、休養に心がける必要があります。