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腕のしびれ

腕のしびれ 手根菅症候群

ファーレンテストをしてしびれが強くなれば、手根菅症候群が疑われます。

手のひら側にある骨と靱帯に囲まれた手根菅というトンネルの中を、正中神経と指を曲げる9本の腱が走っています。手根菅症候群は、このトンネルの中の神経が慢性的な圧迫を受けて、しびれや痛み、運動障害を引き起こす病気です。

これは手の過度な使用が原因となることが多いと言われています。

また、妊娠によるむくみ、骨折によるトンネルの圧迫、透析治療などの理由でも手根菅症候群になりやすいとのデータがあります。しかし、はっきりとした原因はほとんどの場合不明です。

手根菅症候群という病名は、日本ではなじみの薄いものですが、アメリカではCarpal Tunnel Syndrome(略してCTS)と言います。

パソコンのキーボードやマウスの使いすぎで発症するという説があり、一時メディアでよく取り上げられていました。日本でも、しびれの患者の中では最も多い病気です。

症状が悪化すると親指の付け根の筋肉が痩せていき、指の感覚が鈍くなり、細かい作業が出来にくくなります。この場合は、手術で神経の圧迫を取り除くと少しずつ感覚が戻っていきます。

手根菅症候群を放置すると、親指の付け根の筋肉が痩せてくる可能性は高いものの、自然に治癒するケースもあります。

手根菅症候群になると、夜間にしびれが強くなることがありますが、手を振ったりすると一時的に治ることもあります。これは女性に多い特徴だと言われています。