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首、肩のこり いたみ しびれ

肩の痛み 胸部出口症候群

「腕がだるいの。肩も痛いし、肩こりかしら?」と美容師の先輩に相談したあなた。「それは、疲れかもね。自分で一生懸命背をまるめて、姿勢を悪くしているからよ。」と言われました。

その痛みは、自分でつくり出した痛みなのでしょうか。

腕を上げたり、重い荷物を持ったりすると、しびれや痛みが腕、肩甲骨まで走るのです。手指もしびれたり、熱い感じがするときも冷たい感じがするときもあります。頭痛や吐き気もするのです。

鎖骨のくぼみ、その上の首の付け根を軽く押してみましょう。腕にしびれが走り、痛むようなら、胸部出口症候群が疑われます。鎖骨や肋骨がうまく動かず、肩を通る太い血管が圧迫され、血行障害が起きているのです。そのため、腕や肩、肩甲骨の痛み、手指のしびれが起きているのです。

胸の動きが悪いってどんな状態なのでしょうか。鎖骨と肋骨の間のせまい胸部出口から、首から腕に伸びる抹消神経、腕から心臓へと続く血管が走っています。それらが、引っ張られたり、圧迫されているのです。

 

では、胸の動きが柔らかいとどうなるのでしょうか。肋骨で囲まれた胸郭が柔らかく動くと、肩甲骨がスムーズに動きます。肩甲骨の動きが良くなると、鎖骨が上がり、肩の血行が良くなるのです。

あなたは、専門医を訪れると、消炎剤を処方され安静にするようにし、背中でXのある装具装着をすすめられます。

痛みが薄れたら、胸部トレーニング法を教えてくれます。それは、壁に向かって壁押し腕立て運動でした。毎日50回ずつすると効果があるそうです。

「やっぱり、この痛みは、自分で創り出したものだったのかも。」と思うかもしれません。

でも、けがやその他の原因で胸部出口症候群が起こったケースでは、手術することもあるので注意が必要です。