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腕の痛み

腕の痛み ゴルフ肘 テニス肘 肘部菅症候群

テニス肘は、上腕骨の外側の上顆につく屈筋腱と、伸筋腱の起始部に加わる慢性のストレスによって発症することの多い病気です。上腕骨外側上顆炎ともいいます。

上腕骨の内側上顆に発症したときには、ゴルフ肘、上腕骨内側上顆炎と呼ばれています。

それらの症状は中年の女性が多く発症することから、使いすぎ症候群とも考えられています。

おじいちゃんに代わって、和風庭園の松やつつじの枝を半日剪定したお母さんが肘から上が痛んだり、10年ぶりにバレーボールの練習を2~3時間したお姉さんが、腕の上部が痛いとシップ剤を貼るというような「使いすぎ」です。

 

テニス肘(外側上顆炎)は、30から50代の女性に多く発症し、利き腕の肘関節の外側に発生しやすいのです。多くのケースでは、手や腕を使用しなければ痛みません。悪化すると、握力が低下してしまいます。

ゴルフ肘(内側上顆粒炎)は、肘関節の内側が痛みますが、安静にしていれば痛みはなく、テニス肘と同じように動作時に痛みます。また、上腕骨の内側に圧痛があります。

治療方法は、局所の安静が中心です。まず、痛みを引き起こす動作を禁止し、消炎鎮痛剤を内服してシップ剤や軟膏を塗布します。更なる安静のため、手関節背屈固定装具をつけたり、テニス肘ではサポーターを装着すると効果的です。

また、肘の内側を軽くたたくと手の薬指と小指に痛みやしびれてひびくようなら、肘部菅症候群が疑われます。

肘の後ろには肘部菅があり、これは骨と靱帯に囲まれた管で、この菅を尺骨神経が走ります。骨折の後や、手や腕を使いすぎるなどの理由で、この肘部菅の中で炎症が起こるのです。手に知覚障害や薬指と小指に麻痺が起こり、麻痺が進行して手の筋肉が痩せてくると握力が低下し、手の曲げ伸ばしが困難になります。

痛みやしびれが軽症の場合は、安静にして消炎鎮痛剤やビタミンB剤を服用しましょう。