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腕の痛み

腕の痛み 腱鞘炎  ばね指

腱鞘炎は、長時間手指を酷使する人に多い病気です。女性に多いのが特徴で、特に妊娠中や出産前後、更年期の女性に多く見られる症状です。

これはホルモンバランスの崩れから、腱鞘がゆるんだり硬くなることが原因だと考えられています。指を動かす腱と、それを包む腱鞘がこすれて炎症を起こすことから、手首や指が腫れて痛んだり、指の曲げ伸ばしがうまくできなくなくなったりします。

 

腱鞘炎は、手首に起きる「ドケルバン病」と親指に起こる「ばね指」の二つのタイプがあります。

ドケルバン病は、手首の親指側の腱鞘に炎症が起こり、ここが腫れて痛みます。重症化すると、親指を広げることができなくなります。パソコン入力をする人や包装作業をする人など、親指を使いすぎた人に多いようです。親指を内側にして手を握り、手首を小指側に押すと痛むようなら、ドケルバン病が疑われます。

ばね指は、指を動かす腱とそれを包む腱鞘がこすれて炎症を起こし、痛みます。指を伸ばすときにばねのように伸び、曲げにくいのです。仕事でよく指を使う人が、利き手親指の付け根に発症することが多いのです。

 

どちらのタイプでも、手指を休ませ安静にすることで症状は改善します。

仕事上休むことが難しいときも、1時間に10分間は休んだり、テーピングをして手指の動きを制限すると効果があります。

安静にしても症状が改善しないときは、整形外科を受診します。消炎鎮痛剤を使って手を安静にすれば、症状は治まります。重症化した場合は、腱にステロイド剤を注射したり、腱鞘を切開する手術をすることもあります。

腱鞘炎は、慢性化や再発することが多いので、手を使いすぎないようにしましょう。