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足、腰の痛み しびれ

足、腰の痛み しびれ 頚椎椎間板ヘルニア

職場の同僚が、急にお休みして、動けないなんて耳にしたことはありませんか。4、5日して出勤して来たけれど、腰を押さえては、うずくまっていて、とうとう手術だなんて。そういえば、このごろ手でカップが持てないなんて言っていたし、階段を昇り降りするとき、手すりを持ってたっけ。

その病気、頚椎椎間板ヘルニアかもしれません。

首の頚椎には、7個の椎骨がつながっていて、その間に椎間板というクッションがあります。そのクッションが破れて髄核が飛び出すことがあります。この状態が椎間板ヘルニアです。飛び出した髄核が棘のようになって、頚椎内部を走っている脊髄や神経根を圧迫することから、首の痛み、手足のしびれ、痛み、運動障害を引き起こします。

誰でも、年齢を重ねるにつれて、首が痛くなったり、頭痛がしたり、肩こりは起こります。頚椎椎間板ヘルニアは、30代を超えたころから、加齢、運動負荷、遺伝などさまざまな原因が重なって、発症します。そして、椎間板から飛び出した髄核がどこを圧迫するかで症状が変わりますが、手足のしびれ、だるさ、痛みの神経症状が起こります。

圧迫されるのが、脊髄から枝分かれした神経根なら、片側の腕に痛みしびれが起こり、首を上向きにするとひどく感じます。頚椎カラー装着、シップ剤塗布、消炎鎮痛剤を服用します。

圧迫されるのが、脊髄なら、手足の先まで痛みやしびれが起こり、ボタンが留めにくい、字が書き難い、階段の昇り降りが難しい、足が前に出難いなどの運動障害が起こります。安静にしても症状が進むとき、歩行障害が起きたときなどに手術をします。MRI検査で、脊髄を圧迫する箇所をみ て、その部分を切除します。脊髄が圧迫されても、症状が進まず、ヘルニアが自然消滅することもあります。

初期の頚部痛、しびれは消炎鎮痛剤を内服する、シップ剤を貼るといった保存療法を行います。

頚部を安静に保つことが重要です。椎菅板は軟骨組織なので、X線ではなく、MRI検査を実施します。